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2008年11月29日 (土)

あれは こんな秋の日だったと 思います。2

昨日の続きでございます。

 さて、 降りるべきバス停を 乗り越してしまった 園児二人。
               
 「降ります!チャイム」も 手の届くところにはありません。。
こうなったら 必死で一番前の降り口まで行って
  「降ろして下さい!!!!」
と 口頭で訴えるしかありません。
                       Dsc07291
   迷いな!人を押し分けかき分け 前進あるのみや!

 その間 幾つかの 駅に留まったと思いますが
 どの駅でも 1人か2人が降りると フン詰まりになってる園児の事などツユとも知らず そのまま 出発してしまうのでした・・・・・・。

 そうこうしている内に ドンドン ドンドン 知らない所に連れて行かれる 園児二人。

 やっとの思いで 降り口にたどり着いたのは
 バスの乗客のほとんどが降りた とある小学校の駅だった・・・・・。と思う。
 要するに 園児二人は 自力では 前に行けなかった。
 他の乗客と一緒に押し出されるまで 乗り続けるしかなかったわけです。

 ほとんど人が居なくなったバスの中で 園児二人は 放心状態。

 「降りられへんかった・・・・・チャイム鳴らしたのに・・・。」

 ひろ子ちゃんが抗議の目で 運転手さんを睨んでます。
 ワタクシ お金も持ってないし、どうやったら家に帰れるかが分からないし 
 ただ、ただ 放心状態。 しゃくりあげてます・・・・。恥ずかしいから止めようと思っても止まらない・・・・。 

 どうやら 運転手さんは 一番前に座っていた知り合いの人とお話していて チャイムに気が付かなかったんだとか・・・・・・・。

 泡食ってるのは 運転手さんも同様で・・・・・。                               
          Dsc07357
 「帰り方わかる? バス代持ってる? バス停知ってる? 
    向かい側・・・・・、渡れる? ・・・・・・・。どうしよう・・・・・・。」


 そりゃそうだわね。 多分青い顔した子供が睨んでるわ。 意識がどっか行ってる見るからに ダメだこりゃな園児もいるわ・・・・。
 今回は完全に運転手さんのせいですものね。 罪悪感もあったでしょうに。
            Dsc07247
    そんなの知ったこっちゃないですよ!
 コチトラ 命にかかわってんですよ!!
(と言うほどの気分)
 
 どうなるんだろう・・・・・。私。

 そう思った時です!!!

 (ここからはBGMはベタな感動シーンの奴を 頭の中で流してください)

           「たぁ~~~ちゃん!!!」

と微かに 私を呼ぶ声が 聞こえたような・・・・。

           「たぁ~~~ちゃん!!!」

 !!! だんだん近づいてきます! まぎれもなく 私を呼ぶ声です。
声のするほうを見ると  
       そう! 母が・・・・・・、 母が・・・・・・・・・、
 歩道を走って来るのが見えます!
 もう ステップ駆け下りて しがみつくしかないじゃないですか!!

 「おかぁ~~~~~~ちゃ~~~ん!!!」 

 何が何やら分かりませんが 母が迎えに来てくれました。
 ひろ子ちゃんの 叔父さんも一緒です。

           Dsc07358
              なんですか・・・・・。もう解決ですか・・・・・。
 そうですけれど・・・・・。これ以上ややこしくなったら バスに乗れない症候群になってたと思いますよ・・・・。 って・・・、アナタ誰? (実は2回目の登場です。わかった方には4000ポイント進呈)
 
 他の乗客の方々 感動ですよ!
 バスも遅れてますしね・・・・・・。さっさと降りろっちゅ~話ですが。
 それ以上に 皆さん 驚きの方が大きかったようです。
 一番前で 運転手さんと喋ってたおばちゃんも
     「どないして 分からはったんやろ!」
って びっくりしてましたよ。

 もうね、 母が神様に見えた瞬間でした。
 こうやって 母は偉大だと思っていくモンなんでしょうか・・・・・・。
 その魔法が解けてそれ程でもないと気付くにはそれから30年かかっても当然なほどの感動でした。

 さて皆さん。(浜村淳風に)
 なぜ! 母が駅で言えば5つも向こうの所まで そんなに時間も経たずに駆けつけられたかを解説しましょう。

 その日。母は いつものとおり 会社で仕事をしておりました。(自宅も一緒)
 いつもなら 事務所の中に居ると思うんですが ちょうど 時計を見ると
  「お!そろそろ た~ちゃんが帰ってくる頃やね」
 と 思い たまったま!何気なく 表の道に出たそうです。 
 そしたら ちょうど バスが目の前を通り過ぎた。
  最後部の席に 幼稚園の帽子をかぶった影が2つ見えたそうです。

 「あ。ちょうど帰ってきたわ。」と バス停に迎えに歩き出したその時!

         バスが バス停に停まらず 通り過ぎた!!

 母も慌てたそうです。 
「これは 次の駅で降りるな」と思い 慌てて バスの後を追ったんですって。
  ところが 次の駅でも
          Dsc03951
 バス 停まんねーーーーし! (映像は失神寸前と言いたい・・・)

 こりゃいかん!! と思った母は 同じく道沿いにある ひろ子ちゃんの会社に飛び込んだ!!!そして叫んだ!

        「オタクのお子さん バスで行ってしまいました!」

 その時 会社にはたまたま 叔父さんがいらっしゃって 慌てて 車を出して バスの後を追ったそうですよ・・・・・。

 それで やっと バスが長く停まった停留所で追いついたと・・・・・・。

       ミラクルです。 偶然の賜物です。

 たまたまが重なったお陰で 駆けつけて貰えたわけです。
 でも これも何かに導かれていたんでしょうか・・・・。

 その後 小学生になってからは 何度か乗り越す事がありました。
 寝過ごしちゃうんですよね。 小学生は学校で手を抜きませんから
 帰りのバスの中では 全力を使い果たした抜け殻ですから
             爆睡です。 
 その時は 多分 「寝過ごしました」と言えば バスをタダで降ろしてくれたと思います。
 ・・・・・・・・・・・。そこからは バスに乗って帰ったのか? 記憶がないです。
 きっと お金も持ってなかったと思うので 歩いて帰ったんでしょうか。
 兎にも角にも 私の最高乗り越し距離は この 幼稚園の時でした。

 それが 昨日今日のような 抜けるような秋晴れの日であったと記憶しております。

 ですから 秋の思い出と 言ったら このお話です。


 ちなみに 高校のとき ひろ子ちゃんにこの話をした所

         「覚えてないわ」

 ですって・・・・・・・・・・・。 さすが 大物。 コレくらいのことで 感情が動くことはないんですよ・・・・・。 ですから 記憶に残らなかったんだとおもいますよ・・・・・。

 で、休み時間にひろ子ちゃんにこの話をしていると・・・・・・。
 気が付いたら クラスにいた子が全員話を聞いていた・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・。ちょっと 快感。
 ワタクシの 「すべらない話」のNO.1 でございます。

  

 



 

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コメント

すごい!感動の結末。
私も読んでいて「どないしてわからはったんやろ?」と思いました。
なんか、昔の田舎のバス通りが目に浮かんでくるよう。
今の都市だったら、バスも本数が多くて、あれに乗っている…というのがわからないじゃないですか。
お母様、テレパシーみたいです。

投稿: MIAW | 2008年11月30日 (日) 10時13分

iMIAWさん。
家の前は2車線で見通しがいいんです。
でも 1300年遷都祭のおかげで 4車線になっちゃいます。
 メダカやフナが泳いでいた 川も今じゃどぶ川で。
今回の道路拡張で 埋め立てられました。

 車だらけで 人が住むところではなくなりつつあります。

 テレパシーですかね~~。
 家に帰るより ひろ子ちゃんの所に駆け込む方が 早いと思ったと 言ってました。
 ひろ子ちゃんと私を知ってる人間の前で喋ると 

         ウケます!

 

投稿: たー | 2008年11月30日 (日) 21時22分

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