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2008年11月28日 (金)

あれは こんな秋の日だったと 思います。1

昔。
幼稚園の頃。
私が 通っていた幼稚園は 年長さんになると 帰りは幼稚園で解散だった。
・・・・・・・・・・。たぶん。
歩いて帰る近所の子もいれば 15分程行った所にある 近鉄奈良駅まで行って各自の方面別の路線バスに乗って帰る子もいた。
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                   幼稚園児だけで。

私の記憶が正しければ 年長になった最初の頃は 先生がその駅まで送ってくれて そこから各自のバスに乗せてもらって帰っていた。
 なんだか今では 信じられない気がするが みんな親も平気で普通に園児だけのバス通園をさせていた。 
 家の近くのバス停からは それこそ園児だけで徒歩で家までたどりつく。 
 4,5才の子供をバカにするものではない。 犬並の 帰巣本能で 家路につくのである。
 学期も中盤からは バス停で 先生と別れて 自力でバスにたどり着き乗車する。
  いろんな方向のバスが一緒くたに来ようと  問答無用。
 ・・・・・・・・・。当時は悪い人が少なかったのか。
 4,5歳児を大人扱いした物なのか・・。
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         愛い子には 旅をさせろ・・・・・・。
 ちょっと・・・・・、違う気がしますよ。姐さん・・・・・。

 で、私は バス通園児の一人だった。
 同じバスに乗り 1つバス停が違うだけの ひろ子ちゃんというお友達がいた。
 このひろ子ちゃんがいなければ 絶対に!!! 家には帰りつけない自信があった。
 全身全霊をひろ子ちゃんに委ねる日々。
 心細い通園を毎日続けていた、幼稚園時代。

 この ひろ子ちゃんは 園児の頃から 肝っ玉かあさん風であった。
 で~~~~ん! としていて ちょっとのことでは 動じない 心強い存在。
 小学校を除いて 幼稚園、中学、高校と同じ学校に通ったので 幼稚園後の彼女を知っている。
  そう、変わることなく 肝っ玉かあさん風であった。 (存在がです。ベッピンさんです)
 
 ある日。 園児二人はいつものように
 バスの最後部にチョコンと座って 始発の駅を家に向かって出発した。
 その日は どうも 乗客が多かった。
始発の近鉄奈良駅で既に 満員だったが その後 JR奈良駅でも ドッと乗客が増えぎゅう詰め状態となってしまった。(すみません。当時は国鉄奈良駅でした。見栄を張ってみました)
            Dsc07226_2
         嫌な 予感が既にします・・・・・。

 私が降りる駅はJRから6つ目。ひろ子ちゃんが7つ目。
 それまでに 降りる人もいるだろうと ゆっくり構えている園児。

 ところが 沢山降りるはずの駅で 降りるどころか乗客が増えるというアクシデント!
 次の駅で降りないといけないというのに その人の多さに
 最前方の降車口にたどり着く自信が微塵も沸いてこない。
それでも チャイムを鳴らせば 誰かが降りることは運転手さんもわかってくれるはず!
 
 そう思って チャイムを鳴らして 必死で前を目指す 園児。

・・・・・・・・・・・・・・。しかし 悲しいことに 園児の身長は 大人のお尻あたりまでしかなく
 かき分けて 前進を試みるが マッタク! 前に進まない・・・・・。
 そうこうする間に 下りる駅が近づいてくる!

          あせる! あせる!園児!!!!
 
 振り向くと 座っていた最後部の席は すぐそこ。
  涙目の私と 座ったままのひろ子ちゃんとは まったく 距離が開いていなかった。

 それを見てテンパって 必死でもがくが   

  降りるはずの駅を 何故か 停まることなく スルーするバス。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 涙チョチョ切れの 園児。(ワタクシ・・・)
 ひろ子ちゃんに 助けを求める。
 ひろ子ちゃんは 冷静だった。
  
 「た~ちゃん。大丈夫や。 次の駅で一緒に降りたらええねん。なっ。」

 うお~~~~! そうだ。その手があった。
 二人で この でっかい 大人のお尻を掻き分ければ きっと 一番前の降り口までたどり着くことが出来るはず。
 そう思って 早めに チャイムを押して 慌てて 前を目指す園児二人。

       必死で掻き分け 突き進む。

 しかし、ここで 想像を絶する事態に陥った!
 そう、 1/3程進んだ所で 降車駅に着いてしまった。
 チャイムは完全に2駅とも 鳴っていた。
 あぁ。鳴っていた。
 なのに!  あぁ。それなのに。。。。。

     今回も なんの躊躇も無くバスは 駅をスルーーーー!!!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。おい!バス! どういうことだ?!
 さすがに オシッコちびりそうな位 焦る ワタクシ。
 だって!だって!!! ひろ子ちゃんのバス停から向こうなんて!

   未知の世界。足を踏み入れた事の無いミステリーゾーン。

 ・・・・・・・・・・・・・・・。オシッコちびりそうになるのも あったり前ですって!

 もう 涙チョチョ切れの 私に ひろ子ちゃん。
      
       「大丈夫。次で降りればいいだけやから」

 本当に 年長さんとは 思えない 冷静な 判断です。
 というか それしか しようがありません。

 ・・・・・・。しかし。ここで 問題が。

 そう、席を後にし、通路の人垣の真ん中。 
 チャイムを押すことができません! 
 身長が 無さ過ぎます。


            ピーーーーーーーンチ!
どうする!園児たーとひろ子ちゃん!
どうなるんだ!! 

         
(長くなりすぎたので 明日につづく・・・・・。)
          Dsc07135
          引っ張りますね・・・・・・。

 えぇ。そんなつもりはなかったんですが・・・・。
 あと 一日 お付き合い下さいな。

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コメント

う~、すごい。
友人のだんなさんが今の園の卒園生で、
「自分で来て、帰っとった」と言ってたのを聞いて
「うそやあ~ん」とおもってたけど。
ここは公からの2つバス停先は・・・・。
明日に期待大!!

投稿: ゆかりん | 2008年11月29日 (土) 00時59分

大人だったら「すいませーーん!降りますぅ!」と叫んで通路空けてもらうのにねぇ。
昔も誘拐事件とかはあったと思うけど、今に比べて、少なかったですよね?
今ほど、変態みたいなのがいなかったのでhないあkと思われますが、もしかしたら、そういうことがあったのかもしれないけど、発生件数が少なかったのか、表ざたにならなかったのか、大人たちも警戒してなかったですよね。

投稿: MIAW | 2008年11月29日 (土) 09時44分

たーさんよりも、推定二十歳は年上のハズの私の、
その3つ下の妹もバス通園してましたよ。
しかも、ものすごい豪邸のぼっちゃんと二人きりで。
よくぞ、誘拐事件起きなかったし、うちも巻き込まれず良かったsign03
あれこれ心配する発想が親達もさほどなかった時代でしょうか?

いずれにしても、たーさんの無事帰宅は明白なので、
続きがとても楽しみです。happy01

投稿: Regen | 2008年11月29日 (土) 10時39分

ゆかりんさん。
そうですよ・・・。昔はみんな当たり前に バスに乗ってかえってましたよ・・・・。
 今もそうすればいいのに。とは思いません。
あまりにも 環境が違いすぎるとおもいます。

 なんでもかんでも 昔の方がよかったんじゃないかとおもってしまいますね。

投稿: たー | 2008年11月29日 (土) 23時53分

MIAWさん。
割と大人の目があったんだと思います。
今のように人間同士のコミュニケーションが希薄でもなかったんだと思うんですよ・・・・。 定期を忘れて べそかいてたら お金をくれるおばちゃんなんかも居た時代です。

     コレマタ。 昔とはちがいますね・・・・。

投稿: たー | 2008年11月29日 (土) 23時57分

Regen さん。
身代金・・・・・・。払うくらいなら どうぞ ご自由に・・・・。
って言いそうです。ウチの家族・・・・。
 スクールバスが当然の時代ですものね。
 それも必要なのは よくわかります。

 その時代にあったことをするのが一番ですよね。
 

投稿: たー | 2008年11月30日 (日) 00時00分

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